体験移住をして感じた基山の魅力

本記事はエンジニアブロガーの「うるぞー」さんが、実際に移住住宅体験をして書いた体験レポートです。

2017年3月、神奈川から福岡に移住してきました。
福岡の“都市と自然の距離感”に惹かれて移住を決めたわけですが、佐賀にも魅力的な場所があるとご紹介いただいたのが「基山町」でした。

基山町はJR博多駅から電車で30分ほどいったところにある、人口は1万8千人ほどの小さな町。
自然が豊かで、基山(きざん)という山には天智天皇が作られた基肄城(きいじょう)があり、歴史のある町です。

今回基山町が行なっている「体験移住プログラム」を利用して、一泊二日で宿泊してきました。
実際に体験移住してしたこと・行った場所を日記のように、そのままお伝えしていきます。

私の体験移住日記

基山はJR鹿児島本線が通っているので博多から簡単に行くことができる。

JR博多駅に到着後、ホームへ向かう。

快速に乗れば最速22分で到着するのに、どこか遠いところへ旅行するかのように胸が高鳴る。

電車に乗ってしばらくすると、街の景色から自然が映り込むようになる。

気づけば電車に乗っている人も少なくなってきた。

景色を楽しんでいるとあっという間に基山町に到着。

ここは福岡ではなく佐賀なんだ!と思うとワクワクしてくる。


コンパクトな駅が可愛らしい。

駅にはタクシーがたくさん停まっているため、駅からの移動も便利だ。

本数はあまり多くないが、コミュニティバスも走っている。

基山町全域まで行くバスで、料金は100円。

時間に余裕のある人はコミュニティバスを使うのが安上がりだ。

体験移住の手続きをするために町役場へ向かう。

綺麗で大きな建物だ。

町役場の方から基山町の魅力や宿泊についての説明をしていただき、鍵を受けとった。

「基山はですね…」と笑顔で魅力を教えてくれた町役場の人はとても印象的だった。

基山町では二つの体験住宅がある。

基山駅から歩いて4分ほどのところにある「宮浦移住体験住宅」と、少し離れた「小倉移住体験住宅」だ。

私のように電車で行く人は宮浦移住体験住宅をオススメする。

宮浦移住体験住宅は旧消防団格納庫だった場所をリノベーションして作られている。

手前に立っている電柱は昔消防団がホースを干すために使っていたそうだ。

なごりを感じることができて面白い。

一階は現在駐車場として利用できるので車で来る人も大丈夫だ。

ちなみに、基山町の周辺にはアウトレットやショッピングモール、病院がたくさんあり、生活には困らない。

特に、基山町からアウトレットまでは車で5分ほどの距離なので、買い物好きにはたまらない立地だ。

周辺地域も含めて探索したい人は車で来ることをオススメする。

体験住宅に入ると新築の家の香りがする。

「旅行ではなく“ここで生活している” 」という気持ちにしてくれる。

体験住宅には生活に必要な家具や家電は一通り揃っている。


もちろん水回りも綺麗で、快適な体験移住生活を送ることができる。

体験住宅で休憩をしながら、町役場の人からいただいたパンフレットを読んで基山町のことを勉強。

パンフレットを読めば、町の魅力や移住支援制度、基山町へ移住した人の声など、移住をする際に知りたいことが一通りわかるようになっている。

パンフレット「うまかもん」には基山のお店がたくさん紹介されている。

そこで見つけたカレー屋さんでお昼を食べることにした。

「Wスパイス」というお店で、ミシュランガイド福岡・佐賀2014にも掲載されたカレー専門店だ。

基山駅から歩いて3分、宮浦の体験住宅から歩いて5分ほどの場所にあるので、車がなくても行くことができる。

中に入ると「いらっしゃいませ」と気さくなオーナーの声が聞こえた。

外観もそうだが、内観もレトロで味があり、オーナーのこだわりを感じることができる。

私が注文したのは一日10食限定の「基山スープカレー」。

普通盛り650円と、手頃な値段だ。

スープカレーに顔が書かれているのもほっこりする。

スープカレーはちょっと辛いが、スパイスの味を堪能でき、美味しかった。

昼食を終えたあと、駅周辺を探索。

宮浦移住体験住宅の目の前はスーパーで、買い物に便利だ。

町内の人はここで買い物を済ませることが多いらしい。

スーパーは朝の9時から夜10時まで開いているので、仕事帰りでも間に合う。

スーパーの中を見てみると、新鮮で美味しそうな野菜がたくさん目に入ってくる。

福岡に引っ越して来て、スーパーで売られている野菜がどれも美味しいことに感動した。

新鮮な野菜を安く買いたい人は九州がオススメだ。

スーパーの近くには商店街がある。

飲食店や時計屋、スポーツショップなどが入っている。

そして商店街の中には保育園がある。

中からは子どもたちの元気な声が聞こえてくる。

基山町では待機児童はいないので、子どもを預けやすい。

「仕事は福岡、住まいは基山」という人も多いそうで、そういった人には嬉しい町だ。

自然も多く、福岡に比べて土地代も安い基山では子育てがしやすい。

自然の多い場所で子育てをしたいファミリーにはうってつけの場所だ。

商店街を後にし、基山町立図書館へ向かった。

図書館は駅から徒歩15分ほどのところにあり、宮浦移住体験住宅からは徒歩10分ほどの場所にある。

図書館へ向かう途中に「長崎屋」というお菓子屋さんがある。

帰り道にわらび餅と大福を買って帰ったが、とても美味しかった。

夏の暑い日にわらび餅はぴったりだ。

長崎屋から歩くこと数分、図書館に到着。

図書館の反対側には小学校がある。

基山小学校は木材をふんだんに使って作られている。

木がいっぱいの校舎はリラックスできて、勉強にも身が入りそうだ。

図書館に入るとすぐ左手に多目的室がある。

ここでは講演会やイベントが開かれるスペースで、何もないときは調べ物や・勉強スペースとして利用することができる。

電源もあり、Wi-Fiもあるので仕事をすることも可能。

今はパソコンだけで仕事ができる人が増えているが、そういう人の仕事場としても良い環境だ。

多目的室の反対側にはラウンジがある。

ここでは飲食が可能で、会話を楽しめるスペースだ。

私が行ったのは午後2時過ぎで、小学生の下校時間ということもあり、小学生の女の子とおじいちゃんが一緒に宿題をやっていた。

こういう交流はあまり東京では見られない。

さらに中に進むと、言葉が出ないほど美しい空間が映る。

窓からは陽の光が入り、木の温かさを感じることができる作りだ。

今までこれほど感動した図書館はない。

毎日通いたい空間となっている。

小さな子どもも座りやすいような椅子とテーブルが置かれているので子どもも楽しめる。

せっかくなので本を読んだり、仕事をしてみたら非常にはかどった。

目の前が公園となっていて、疲れた目をリラックスすることができる。

図書館で仕事をし、夕食へ。

パンフレット「うまかもん」に掲載されているお店はどれも美味しそうで悩んだが、「銀蔵」という焼とり屋さんへ行くことにした。

外観が他のお店にはないような迫力で、基山の中でもひときわ目立っていた。

焼とりをメインとして、本格イタリアンも楽しめる、変わったお店だ。

焼とり×イタリアンの組み合わせは今まで体験したことがなかったが、どちらも非常に美味しい。

美味しいがあまり食べるのに夢中になってしまい、写真を撮り忘れてしまった・・・(笑)

食事終え、体験住宅に戻ってぐっすり眠った。

基山の魅力

基山に実際行ってみてわかったのは、田舎なのに田舎らしくない町だということです。
どうしても都市に仕事が集中しているので田舎移住になかなか踏み切れない人も多いですが、基山は福岡からのアクセスも良く、他の九州圏への移動もしやすい場所です。
また基山町は佐賀ということもあり、福岡に比べて土地の値段が安く、一戸建ては福岡の半値ほどで購入できる物件もあるそうです。

立地的な条件に加えて、町が支援している制度も嬉しいです。
新婚世帯で移住した場合に月々1万円の家賃補助を最大12ヶ月もらえる制度や、基山町内に住宅を購入した際に最大50万円の補助金をもらえる制度などがあります。
加えて、町内の中学生以下の子どもの医療費が最大1,000円の自己負担で済む制度もあります。

「1,000円だけ病院に持っていけば大丈夫、あとは町が負担します」という補助は子育てをしているファミリーには嬉しいですよね。
町をあげて移住者を増やすために政策を打っている地域なので、他の田舎よりも移住がしやすいと思います。

何より、自然が多くて人が温かい。
都会に消耗した人はぜひ基山をオススメします。

・自然の中で生活をしたい夫婦
・自然いっぱいの環境で子育てしたいファミリー

上記に当てはまる方は実際に体験移住で基山を感じてみてください。
きっと移住したくなりますよ!

(テキスト・写真:うるぞー)

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